今日は、“自家製酵母”のおはなし です。
『テラキッチンでパンをつくりはじめて3年。
酵母からパンをつくっていると パンって奥が深いな、とつくづく思います。
今回はテラキッチンのパン誕生のきっかけのおはなしです。
テラキッチンの自家製酵母は玄米、にんじん、長芋、りんご からできている楽健寺という
お寺でつくりはじめた楽健寺酵母を参考にしています。
もともと体質的に白米より玄米、牛乳より豆乳のほうがなんとなく体が楽だし、
気持ちもおだやかでいられるなぁ、と感じていたところに玄米をもとにつくった酵母がある
と聞いて、とても興味がわきました。
早速食べてみると、なんともおいしくってつくってみたくなりました。
パンって発酵食なんだし外国のレーズンやイーストでなく日本のもので、
しかも家に普通にある素材で手づくりできたらいいのに・・、という思いもあって
最初は手探りでしたが、少しずつ改良しながらつくり続けてみました。
日本の“ごはん”みたいなパンが作れたら、そんな気持ちでシンプルなパンを
焼いています。』
工房でパン作りをしているスタッフが書いてくれました。
イーストのパン、市販の天然酵母種をつかったパンとは一味も二味も違う、味わい深~い
とてもおいしいパンです。
彼女が3年の月日を、酵母ちゃんと対話しながら育み続けたパン、
ぜひ、味わっていただきたいと思います。
身体がほっとあたたまるような、やさしい自然な味わいの自家製酵母パンです。